2021-01-28 王子 街探訪 王子は、京浜東北線の駅の中で最も昭和な駅かもしれない。 駅前にドンと構えるサンスクエア(バッティングセンターあり!)。その右隣には、都電の古びた駅舎がある。 王子のシンボル(?)、「ほりぶん」の建物を初めて見た時、ギョッとしたものである。 しかしながら、北区の中心地は赤羽ではなく、紛れもなくこの王子である。北区役所をはじめ、中央図書館、税務署、警察署、ハローワークは、みな王子にある(駅から遠いけど)。そして、あの王子製紙の発祥の地でもある。 そんな王子に激変の兆しがある。大河ドラマである。今年の大河の主人公、渋沢栄一は、王子にほど近い飛鳥山に居を構えていた。北区は、ここぞとばかりに大河ドラマ館をつくるという。 あの「ほりぶん」も、年内には取り壊され、高層マンションになるようだ。この昭和感も残り短いかもしれない。 王子は由緒ある土地で、周囲には名所旧跡も多い。その辺りについては、またの機会に。 王子のシンボル(?)ほりぶん。残念ながら、もう営業してません。年内には取り壊しか。見学はお早めに(笑) 日本製紙が運営するサンスクエアの右側に、都電荒川線の駅舎 北区の中心としては余りに寂しいJR王子駅の改札